エステサロンのウラバナシ3選

ふた昔前のエステサロンってどんな感じ

ご機嫌さんです
キヨのツボの松村きよみです
ワタシは27歳の時
スペインから帰って来てすぐに
エステの道に入り、
35歳まで8年間エステサロンで
働いていました。
もぅ退職してから15年経つので
現在のエステサロンとは
ずいぶん違うと思いますが
15~20年前のエステサロンの
ウラバナシを、初めて公開
してみたいと思います
ニードル方式の脱毛システム

私がエステサロンに働き始めて
数年後には
ひかり脱毛
に移行しましたが、
当初はニードルでの
脱毛システムしかなかったため
資格を取った後もしばらくは
1本1本の毛根に針を刺し
電気刺激を与えてピンセットで抜く、
という
気の遠くなるほどアナログな
脱毛の施術をしていました
全身や複数部位のコースでのお客様だと
3時間以上の施術になることもあり、
数ヶ月も担当させていただくと
そのお客様の隅から隅まで
知らないことがなくなります
家族構成から恋人のお顔
その方の恋愛遍歴や
辛い過去まで
全てを知り尽くしたあとスタッフは
全てを墓場まで持って行きます
フェイシャル達人スタッフはメイクで探せ

先輩、同期、後輩と
8年間いろいろなスタッフと
仕事していると分かってくるのですが
総じてメイクが濃い、
メイクが上手なエステティシャンは
フェイシャルエステが得意でした
眉の毛流れや
眼のキワの状態
肌の状態の分析など
キメ細かく把握できる人が
多かったように思います
私はフェイシャルで
お客さまのお顔を引き締めたり
upさせたりするのが快感ですが
なんと言っても
ボディ施術が大好きでした
そして、『店長はメイク、
してもしなくても一緒ですよ』って
いつも言われてました
やっぱりかー
忘年会や店長会がめちゃ豪勢

20年前と言いますと
まだまだ日本は元気が良く
ワタシが働いていた会社も
伸び盛りだったので
忘年会は大きな中華料理屋さんを
建物ごと借り切ったり
店長会議をホテルに宿泊して行う、
ということもありました。
一流ホテルに泊まって
一流ホスピタリティを
肌で感じるため
という立派なコンセプトでしたが
普段慣れていない私たちは
借りてきたネコみたいになるか
開き直って弾けすぎるかどちらかで
挙動不審だったなぁと
半笑いと共に思い出します
ふた昔前のエステサロンまとめ

働きはじめた当初は
半日(12時間ですね)サロンにいたり、
王道ブラック企業のようなところでした
が、だんだん勤務時間を短くして
効率よく動くシステムに
変わっていきました
私自身はどれだけ会社に貢献できたか
分かりませんが
マナーや技術、
色んなスタッフやお客さまとの
関わりなど
勉強させてもらったことが
とても多く
今では有難かったなぁと思っています